2012年2月12日日曜日

大切な日に、思い入れのある場所で。

大変ご無沙汰しております。
友廣です。

もう前回のエントリーから1年以上放置してしまっていましたが...
さらりと更新してみます:-)

2012年、あけましておめでとうございます。
昨年も本当にいろいろな出会いに恵まれて
気がつけばいい一年だったなあと感じております。
��すでに1年の10分の1ほどは経過しましたが...苦笑)

近況報告をしようと思うと
これまたとっても長くなりそうなのですが。
昨年10月に「つむぎや」という一般社団法人を立ち上げました。

大学卒業以来、基本的には一人で歩んできただけに
いまは信頼できる仲間とともに一つ一つのことを
形にできるのがとてもうれしくって楽しい毎日です:-)

いまは主に宮城県石巻市での活動と、
東京都墨田区での取り組みが主ですが、
これからまたご縁によっていろいろと広げていけたらと思っています。
こちらもどうぞよろしくお願いします!

▼一般社団法人つむぎや
https://www.facebook.com/TUMUGIYA


なぜ今日ブログを書こうと思ったのか。
実は・・・
ちょうど3年前の今日2月11日に旅に出たんです。

そんな思い入れのある日に、奈良に来ています。
奈良図書情報館で「シゴトヒト2daysフォーラム」という企画の
ファシリテーターをさせていただいています。

実は、ちょうど3年前ちょっと前にこの場所で開かれていた
「自分の仕事を考える3日間」という企画に参加しました。
リビングワールドの西村佳哲さんが主催されていて
ざっくり言うと「自分の仕事ってなにか」ということについて語り合う企画です。

そこでたくさんの方のお話を聞き、自分の心の声を聴き、やるべきことを再確認して。
思い余って、奈良から東京までの帰りに人生で初めてのヒッチハイクをしたのでした。
これを機に、かつてより思いを馳せていた日本の農山漁村を旅する、
というプランを実行に移そうと決意しました。

それから約1ヵ月後の建国記念日2月11日。
練馬ICからヒッチハイクをして「ムラアカリをゆく」と題して
旅に出たのでした。なつかしい。

そんな自分にとって記念すべき日に、
この思い入れのある奈良という場所で、
背中を押していただいた企画から流れを汲むフォーラムを
こうして主催側の立場にいさせていただけるということ。

ほんとうに感慨深いものがありますし、
自分は出会いに恵まれているなあと改めて実感しました。

いつも本当にありがとうございます。
簡単に近況報告でした。

��昨夜のプレイベント「海を越える人」も
今日1日目の「場をつくる人」も、すばらしいゲストのみなさんと
参加者のおかげでいい時間が過ごせました。
ありがとうございました!

nara.jpg

2011年1月14日金曜日

【告知】 高知にかぁらん ~四国の暮らしと仕事を考える2日間~

あけましておめでとうございます。

ブログでは大変ごぶさたしておりましたが、
おかげさまで2010年も良き一年でした。

書きたいことはたくさんあるのですが、
立ち止まって言葉している時間がもったいないような。
そんな感覚で、目の前の大切な時間を歩んでいました。


2011年。


今年はどんな一年になるんだろう。
「どんな一年にするか」という能動的な感じではなくて
あえて「どんな一年になるんだろう」と。


旅を終えてからの自分は、
なんだか大きな川の流れの中を生きているような感じで。

いろいろな局面で、自らの判断をしているんだけれど、
この足で水を蹴って腕に力を込めて泳ぐ感じは一切なくて、
大きな流れに包まれるように前に進んでいる気がしてます。


これまでの人生でご縁をいただいた
たくさんの方々の力をお借りして。
今日も健やかに生きられることに
「ありがたいなぁ」と思う今日この頃です。


さて、そんなぼくが2011年のはじめ、
大切に関わり育んでいる企画があります。


【 高知にかぁらん 】


詳細は上記リンクからPDFを見てもらいたいのですが、
「四国の暮らしと仕事を考える2日間」という企画の一環として
今回は高知で行うことになりました。


前回は先月小豆島で【小豆島うららー暮らし】という企画があり、
ぼくもスピーカーとして呼んでいただいたのですが。

観光では知ることのできない島の魅力、
そしてなにより人の魅力に出会う旅でした。


今回は高知。
去年の1年間を振返っていたのですが、
なんと13回くらい四国に足を運んでいました。
なかでも高知は多かった。


それはふくちゃんと出会い、
田舎の豊かさを感じるツアーというか
一緒にすごす時間をつくっていたからなのですが、
回を重ねる度に大切な想い出が積み重なり。
大好きな場所も、大切な友人も増えて。


みんなに出会ってもらいたい「高知」があります。


高知という土地にいながら、
世間的なモノサシに翻弄されることなく
自分の暮らしや仕事を歩んでいる方々。

自然の恵みを得ながら暮らす人だったり、
高知の魅力を丁寧に拾って伝える人だったり、
居心地のよいカフェで人をもてなす仕事とか、
山や海にあるものを価値化していく仕事とか。

誰かに認めてもらうような感じはなくて。
なにかをネダったりするのでもなくて、
ただただ、あるものに目を向けて
自分の人生を大切に生きている。


まわりにいる人との関係を手放さずに、
自分の暮らしとか、仕事を、大切に紡いでいる。


ぼくが出会っている高知の仲間たちはそんな人たちです。
一般的な「高知人(土佐人)」ではなくて、
あくまでも「ぼくが出会っている」としか言えませんが。


今回開催する【高知にかぁらん】は
そんな高知の大好きな仲間たちとつくっています。


普通に訪れても触れることのできない
高知に出会えるツアーもあります。

高知ならではの飲み会「おきゃく」もやるとか!
��・・高知の文化は宴会とは切り離せないそうで :-)

そんな時間を共にしながら、
いろんなことを感じたり、考えたりして、
ひょっとしたら何かが起こるかもしれないし、
なにも起こらないかもしれないし。


具体的になにが起こるかは蓋を開けてみないとわかりませんが、
この場を共に育み、大切にしてくれる人と
ご一緒したいなぁと思っています。

興味を持ってくださった方は、
ぜひ高知におこしください。

人の魅力は伝えられる自信があります:-)


※「高知にかぁらん」は、土佐弁で「まさに高知だねぇ!」という意味だそうです~

kaaranwara_ss.jpg


▼一緒につくっているみんなのブログです。こっちの方がわかりやすかも:-)
高知にかぁらん!週末を。(ムスメはタガヤセ、ヨウコの畑)
高知にかぁらん!(福の暮らし)
高知にかぁらん!・1(土佐人のウキウキブギウギ高知周辺ウロウロブログ
��

高知にかぁらん(ステンドグラス制作日記。)
高知にかぁらん!(sumica)

2010年10月13日水曜日

【募集】 10/23~24 ムラアカリをゆく旅 ~「土遊野」を訪ねる


おかげさまで一昨日の「ヤッチャバフォーラム」は
10代から80代まで年代も多様な70名弱の皆さんに来ていただき、
無事盛況で終えることができました。

今回は上海からの連続で、まれに見るドタバタ企画でしたが、
一つの机を若者と年配の方が共に囲み
同じ目線で地域について語り合う場がつくれました。

ワークショップまでいてくださった方からは、
20代から、80代まで、みなさんよかったと言って下さったので
個人的にはまた新たな境地が創れたかなと思っています。

いつも本当にありがとうございます。
心から感謝です!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、掲題の件ですが、
昨年も行った企画の第二弾!!

前回は「ムラアカリをゆく旅 vol.1」として
旅を終えての第一弾として実施したのですが、
非常に素敵なメンバーがそろって楽しい時間でした。

当時の参加者はあれから
一人はベトナムへ、一人は世界一周へ、一人はブルキナファソへ、
一人は我が家で同居(笑)という激動の一年を経たようです。

みんなそれぞれに大きなものを感じてくれていて、
それも少しは今の状況に関わっているはず!?
それほどに素敵なところです。

あと【2名】限定でのお知らせです。
期日もかなーり迫っていますが、
もし今からでも行きたい!という方は
下記フォームに記入してメールでご連絡ください。

��昨年の旅の記録です。ご参考まで!

【報告】ムラアカリをゆく旅 vol.1 富山県「土遊野」を訪ねる


今年も以下のような感じで実施します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           ムラアカリをゆく旅 vol.?
��<< <<<   「土遊野」を訪ねる   >>> >>>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━@土遊野農場━━

「ムラアカリをゆく」という全国を訪ね歩く旅をはじめる上で
ひとつのきっかけを与えてくれた富山県の「土遊野農場」。
旅のはじめに訪れた場所でもありました。

ここは集落に一軒しか残っていないという
いわゆる"限界集落"にありながら、
有畜循環型有機無農薬の農業を25年以上続けてこられました。

今年からは山間部の豊かな水資源を生かして
小水力発電を行い、電気自動車まで導入。
水車で蓄電した電気で走っていたりします。

中山間地というと普段はネガティブな文脈で耳にすることが多いかと思いますが、
「希望」を感じてもらえるツアーを企画してみました。
第1回が大好評だったので、今回は第2弾の開催です!

「中山間地」「限界集落」「持続可能」「有機農業」「地域」
などのキーワードに興味のある方はぜひお越しください。

土遊野の橋本さん宅に民泊させていただき
自然の中で全身を思いっきり動かして、
大いに食べて飲んで語り合いましょう。

百聞は一見にしかず。

真実は、地域の現場に存在していますよ!

�� + + + + + + + + + +

■日時:2010年10月23日(土)~24日(日)

■集合:10月23日午前8:00~10:00の間 @越中八尾駅
��希望者は前後泊可(素泊まり1,500円)
��朝は駅まで迎えにいきます。

■場所:富山県富山市土(集落)  『土遊野』農場

■参加者:約8名

■内容:
・小水力発電の取り組み見学
・有機無農薬の棚田の有機栽培米の収穫
・平飼い自然卵の集卵手伝い
・ヤギの乳絞り体験
・蕎麦打ち
・取れたて野菜や玄米を使った料理
・温泉で日頃の疲れもリフレッシュ
・学びのまとめと振り返りワークショップ etc
※天候によっては収穫体験などできない可能性があります。


■参加費:8,500円 (学生 6,000円)
��食費・宿泊費・研修、体験、ワークショップ費を含む ≪交通費別≫

※交通費:
 高速バス(往復)→11,800円
 http://travel.jorudan.co.jp/biz/b_4q_tyotoy_ori.html
 新幹線(片道)→15,890円
 http://www.tabijozu.ne.jp/~toyama/access/tokyo/index.html


■お問合せ:
友廣裕一 yuichi.tomohiro(@)gmail.com

↑カギ括弧を外してください。

■申込み方法:
定員になり次第 締め切ります。
下記、申込みフォーマットを
yuichi.tomohiro(@)gmail.com までお送りください。

↑カギ括弧を外してください。

��件名:「ムラアカリをゆく旅@富山」参加申込み
*****************************************************************
1. 氏名(よみがな):
2. 所属:
3. 使用交通手段:
��. 携帯電話番号:
��. 携帯メールアドレス:
��. PCメールアドレス:
��.参加理由・希望・期待など:
****************************************************************


2010年10月7日木曜日

【募集】ヤッチャバフォーラムを開催します!(10/11)

昨日、上海から帰ってきました。

秋の風が涼しくなり、
鈴虫の音に日本を感じて和んでおります。

上海は5年ほど前にも一度訪れたのですが、
今回行ってみて経済的には予想の5倍くらい
進んでいるという印象を持ちました(個人比ですが笑)

たくさんの方の力をお借りしながら
Make a living, make a community」(通称#shpj)も
無事に実施ことができました。

中国の参加者の方々と国内、ベトナム、カンボジアとも
ビデオチャット&同時通訳によってやりとりしました。

経済成長著しい上海では、
ぼくらが言っているようなことは理解してもらえないだろうと
半ば怯えながら訪問したのですが^^

中国人の参加者の方とも
置かれている状況の違いを含めて、
理解しあうことができるんだという実感。
個人的には、小さいけれども大きな一歩でした。

これから望むと望まざるに関わらず
大きな影響を受けていくであろう中国、アジアの存在。
「地域」というテーマで活動するにしても
ニュートラルにつながっていけたらと思いました。

��

さて、前置きが長くなりすぎました汗

またしても日程がかなり急なのですが、
10月11日(月・祝)に【ヤッチャバフォーラム】を開催します!

今回も地域の超こだわりのお米屋さん、もんじゃ屋さんから、
墨田出身のデザイナーさん、墨田で新たに活動をはじめられる不動産屋さん、
プロジェクトを仕掛けられているデザイナーさんまで。
��こうやって書くとちょっと変な感じですが!?)

そうそうたる顔ぶれでお送りいたします!

地域の未来を考えていく上で、
なにか新たな気づきを持ち帰っていただけると思います。
どうかご参加のほどをよろしくお願いします!

☆ 申込はコチラ →http://bit.ly/yacchaba_forum
---

●いろいろな人が集まって下町の未来を語り合う場
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

��<  ヤ ッ チ ャ バ フ ォ ー ラ ム  >>
      ~ すみだらしい未来を育む ~

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
2010年10月11(月・祝) @浅草駅徒歩3分・すみだリバーサイドホール
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆ 申込はコチラ →http://bit.ly/yacchaba_forum




空を見上げると、すくすく育つスカイツリーが見えます。
夕暮れの下町から眺めると、そこはまるでAlwaysの世界。
かつての東京タワーがそうであったように、この墨田の街も
スカイツリーの登場によって大きく変わりゆくのは必然です。

これから数年の間に、良くも悪くも大きく変わってゆく墨田。
この街の未来を内の視点、外の視点、旧い視点、新しい視点、
老若男女関係なく同じ目線で考え、語り合う場を共有しませんか?

【第1部】では「すみだらしい未来を育む」をテーマに
墨田に関わり、第一線で活躍されている方々をお招きして
暮らしにまつわる多様な切り口からパネルディスカッションを行います。

【第2部】では第2回ヤッチャバナイトとして、
「食」と「つながり」というキーワードで活動している方、
企画している方が自らの活動のプレゼンテーションを行います。

そのまま交流会へとつながり、
年齢も立場も異なる様々な立場の人が同じ目線で語り合い、
つながりあい、応援しあえるような場にしたいと思っています。

気軽だけれども、参加した皆さんがたしかな手ごたえを
掴んでいただけるような会にしたいと思っています。
ご参加のほどを、どうぞよろしくお願いします!


第1部 パネルディスカッション(14:00-16:30)
---------------------------------------------------------------------------------------------
◆市野澤利明 氏 / 玄米耕房 亀太商店
http://kameta1782.web.infoseek.co.jp/
◆佐藤勝彦 氏  / 押上 よしかつ
http://gourmet.suntory.co.jp/shop/0X00032167/
◆紫牟田伸子 氏 / 日本デザインセンター
http://www.ndc.co.jp/
◆高橋正実 氏 / マサミデザイン
http://www.masamidesign.co.jp/
◆馬場正尊 氏  / 東京R不動産
http://www.realtokyoestate.co.jp/

第2部 ヤッチャバナイト(17:00-18:00)
---------------------------------------------------------------------------------------------
区内で活動をおこなう4名のプレゼンターが登場します!
ここでの出会いから、新たななにかが起こるかも!?


�� 企画概要 -
---------------------------------------------------------------------------------------------
◇日 時:2010年10月11日(祝・月)14:00~19:00(開場 13:30)
◇会 場:墨田区役所2階 すみだリバーサイドホール
http://www.city.sumida.lg.jp/sisetu_info/kuyakusyo/sumidakuyakusyo/index.html
(東武伊勢崎線「浅草駅」正面口 徒歩3分/東京メトロ銀座線「浅草駅」5出口 徒歩3分/
都営浅草線「浅草駅」A5出口 徒歩5分/都営浅草線「本所吾妻橋駅」A3出口 徒歩5分)
◇定  員: 100名
◇参加費 : 1,000円(飲み物・お菓子を用意しています)
◇主  催: ヤッチャバ実行委員会 ・すみだ食育goodネット


�� 参加申込 -
---------------------------------------------------------------------------------------------
参加ご希望の方は、下記URLよりお申し込みください。
当日の参加も可能ですが、お席の関係上お申し込みをお願いします!
��申込ができない場合は下記メールアドレスまでご連絡ください)

☆ 申込はコチラ →http://bit.ly/yacchaba_forum



�� お問合せ - ご不明な点等あればお気軽にご連絡ください。
---------------------------------------------------------------------------------------------
ヤッチャバ実行委員会 / すみだ食育goodネット
担当: 友廣裕一 yuichi.tomohiro(at)gmail.com  ※(at)を@に変更して下さい

2010年9月26日日曜日

【告知】9/30 上海にてトークイベントを開催します!(※中継有り)

大変ご無沙汰しております。

友廣です。

今日の関東地方は青空が澄み渡っています。
いまは今日から開催される「つなぐ人フォーラム」に
参加するために、あずさ9号に乗って向かっています。

そして、3日間の清里のあとは、
そのまま上海へ渡ります。

掲題のトークイベントを開催します!

詳しくはコチラ
http://shpj.jimdo.com/

上海・東京・カンボジア・ベトナム・札幌・大阪の6都市をつなぎ
現場で活動する若者のリアルな声を皆さんと共有できればと思っています。

最初は上海万博で、ということで進めていた企画ですが、
急遽その企画は打ち切りになってしまい。

現地カウンターパートの方が代替会場を取ってくれて、
もしよかったらやりませんか、とお声がけをいただきました。

いつもながらドタバタで10日前に企画が固まったという
珍道中ではありますが、ぼくの尊敬する仲間や先輩と
こうして時間を共有できるというのはすごく嬉しいです。

きっと皆さんにとってもなにか受け取ってもらえると思います!

尚、上海会場&原宿会場(30名限定!)では
しっかり集っていただける場を設けております。

他の地域でもエントリーいただけたら
中継に立ち会っていただくことはできると思いますので
どうかお気軽にお申込みください。

会場に集まっていただいたみなさんとも
少しやりとりをできたらと思いますので、
臨場感を楽しみにぜひお立ち寄りくださいね。

ぼくは上海にいるので、こちらもぜひ!
お知り合いのいる方などご紹介ください!
��完全にアウェーなので不安だったりもして。)


詳しい内容はコチラにあります。
http://shpj.jimdo.com/

---

以下ははじめに書いたコンセプト文です。
こんな難しいことは語る予定はありませんが笑
ちょっと載せてみます。はい。


『コミュニティを紡いで、仕事をつくる若者たち』
Make a living, make a community


Concept
 日本はアジアで最も早く高度経済成長を遂げた。そして豊かな国を実現したと言われる。たしかに物質的には豊かになったが、その一方で失ったものもある。貧しいからこそ人と人が支えあいながら、干渉しあって助け合って身を寄せ合って暮らしていた時代。慎ましくも豊かな暮らし・・・そこには確かな「つながり」、そして「コミュニティ」が存在した。

 社会が高度経済成長期を迎えると、金銭による雇用関係を中心とする効率的な主従関係が必要となった。そして経済的価値を生まない付き合いは減り、隣人との煩わしさも無いマンション暮らしが憧れとなった。ところがポストバブル世代の若者は、物心ついたころにはカネという幻想を求めて関係性を消費した人たちが辿った悲しい顛末を知っている。つながりを断った社会では、豊かな生活は実現し得ないと感覚的に気づいているのかもしれない。

 だからこそ、いまの若い世代は「コミュニティ」への関心が高い。つながることの安心感やぬくもりを感覚的に希求し、旧来のイメージに縛られない、自分たちならではの新たなコミュニティの在り方を模索する動きが生まれている。まだまだ成果としては未熟な動きかもしれない。しかし、経済成長とバブル崩壊を経験した日本に生まれつつある小さな萌芽は、今まさに経済成長を遂げようとするアジア各国のロールモデルになりうるのではないか。

 本企画では、コミュニティを紡ぐ動きをしている若者の活動にフォーカスを当て、そのきっかけ・活動紹介・今後の展望・社会の在り方などを共有していこうと思う。この機会が世界、特にアジア各国に小さくてもたしかな波紋を生みだせたら幸いである。

---

改めて読んでみると、ちょっと頭でっかちですね。
こんな偉そうなことはしゃべりません(苦笑)

ただ、一人の若僧が、なにか活動を起こそうとしたとき
その周りには応援してくれる人が生まれてきて・・・
それは活動をしている土地にも、そしてひょっとしたら別の土地にも。
海外かもしれないし、東京かもしれない。

そんな風に助けたり助けられたりを繰り返しながら
コミュニティが紡がれていくプロセスに目を向けて
お話を進めていけたらと思っています。

なにが起こるかなー。
ぼくにとっても未知への一歩。
不安を期待を胸に抱いて上海へ渡ります!

みなさんともぜひ時間を共有したいので
お気軽に会場にお越しくださいね~★


2010年9月4日土曜日

【島会議 *vol.2 】~島から幸福論を考える~(9/12)


先週、ジカタビin神山を終えました。

今はただただ、
その余韻を感じています。

レポートも書くつもりなので・・
もう少しお待ちください!

��

さて、掲題の件です。
ご興味のある方はぜひお越しください。
いつもながら直前のお知らせですが・・・
よろしくお願いします。


★詳細&申込みはコチラ
http://bit.ly/shimamtg



9月12日午前に【 島会議 *vol.2 】を開催します。
仮テーマは「島から幸福論を考える」としました。

前回つながった「島」に関わる人の縁を
今回さらに育んでいけたら、と思っています。

楽しくて学びがあって、それでいて未来のことを考えると
思わずわくわく・ニヤニヤしてしまうような、
そんなつながりを生む場にしたいと思っています。

ご都合のつくかたはぜひお越しください!
※企画意図は下記に書いています。
長いですが、一番下に申込みフォームがあります。

��・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

��日時]   2010年9月12日(日) 9:15~12:00 (集合 9:10)
��場所]   中央区立産業会館   -東京都中央区東日本橋2-22-4 
       (都営浅草線 東日本橋駅 徒歩4分/都営新宿線 馬喰横山駅 徒歩5分
        JR総武快速線 馬喰町駅 徒歩5分/JR総武線 浅草橋駅 徒歩8分)
        http://www.chuo-sangyo.jp/access/access.html   
       【注意!】 会場が変更になりました。
��参加費]  学生等:1,500円 / 社会人:2,000円  ※飲み物、おやつ等をご用意します。  
��参加者]  30名! お早めにお申し込みください。
�� ゲスト ]
 ◆ studio-L  山崎亮さん
       * http://www.studio-l.org (studio-L HP)
       * http://www.studio-l.org/y_profile.pdf (山崎亮さんプロフィール)
       * http://www.mebic.com/creators-file/1090.html (インタビュー記事)  
 ◆ カフェ+宿 saro 高野要一郎さん <新島>
       * http://saro-niijima.jp/(カフェ+宿 saro HP)
       * http://www.realtokyoestate.co.jp/column/topics/niijima2th/njm2th_01.php(東京R不動産コラム)
 ◆ 新島村商工会青年部 木村諭史さん <新島> 
       * http://niijimawedding.blog123.fc2.com/(新島ウェディング)

��・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まわりに島出身者や島で活動する人が増えてきたから・・・
と、第一回は軽い感じで開催した島会議でしたが、
またやって欲しいという反響をたくさんいただきました。

島出身者、島で働いている方、島が好きな方...等々。
35名ほどの方に集まっていただき、
海士町の事例をもとにいろいろと語り合いました。

「地域活性化」というと、ともすれば
経済の論理だけで片付けられがちです。

曰く、地域の活性化には
��ヒト・モノ・カネ>が重要である、と。
もちろん、それらが必要であることは否定しません。

ただ、全国で最もヒト・モノ・カネが充実していて、
活性化している地域は東京です。
だからみんな目指そうとするのだけれど、
どこでも東京のような都市になれるかというと
それが難しいことは自明です。
そもそも東京が本当に活性化した地域なのか?
という疑問もあります。

特に、島はそれが顕著です。

「島」というだけで、交通手段が余分にかかる。
地理面で経済的ハンディを負っているといえます。
だからこそ、画一的な経済による活性化の波に
巻き込まれずに残っている地域が多いのかと思います。

経済的にハンディを背負っているがゆえに、
その土地ならではの文化や暮らしが眠っていて、
それを生かした発展のモデルをつくっていかなければならない。
トーキョー的活性化とは違う道を歩む宿命を負っているといえます。

そんなことを考えていたときに
studio-Lの山崎亮さんと出会いました。

かの有名な海士町の総合計画は
このstudio-Lというシンクタンクがつくりました。
その名も・・・「島の幸福論」!

何十回も住民間での対話を重ねながら、
この島にとっての幸せとはなにか
という泥臭くも核心的なことを問い続けた。
そのプロセスにこそ答えが眠っているのではないか?

今回山崎さんには海士町に加えて、
家島での事例などもお話していただきながら、
それぞれの島(地域)の幸福論を考えるような
機会にしていきたいと思っています。

さらに、今回は新島で東京R不動産とともに
宿+カフェ saro を立ち上げられた高野要一郎さん、
それを影で支えつつ新島ウェディングなどの取り組みを
はじめられた商工会青年部の木村諭史さんにも
事例をお話していただきながらやりとりしたいと思っています。

島から、みなさんの島(地域)の幸福論を考える時間。

ちょっと充実した日曜日の朝を共に過ごしませんか?
みなさんとお会いできることを楽しみにしております。



2010年8月16日月曜日

【募集】 8/28~29 ジカタビ in 神山

★参加申込みはコチラ


徳島県神山町との出会いは二年前。
奈良図書情報館で「自分の仕事を考える 3日間」という企画があり、そこで
NPOグリーンバレーの大南さんにお会いしたところからはじまりました。

ぼくが「ムラアカリをゆく」と題して
全国の農山漁村を旅する約1ヶ月のことでした。

その口から出てくる言葉のひとつひとつに
それまで"地域活性"などの分野で耳にしてきたものとは違う
センスの良さを感じ、勝手に心が昂揚したのを覚えています。

ようやく出会えた!という感じで
すーっと腑に落ちました。


「神山は創造的過疎を目指す」

中でも、
この言葉は印象的でした。

一般的に地方都市は、人口減少を問題として、
人口を増加することを目的としてきていた。
でも、それって本当に目指すべきモノなのか?

自分でも薄々は感じていたけれども
なんとなく"正論"に流されて思考停止していました。

「人口が減少していく流れの中で、そこに住んでいる人にとって
 よりよい地域にするには、どのようにコントロールしていくべきか」
(↑うろ覚えなので、全然正しくないかもしれません...すみません。)

本当に大切なことはなにか、
というところに常に立ち戻りながら、
さまざまな取り組みをされてきた神山。

「イン神山」という地域のポータルサイトも、
その思想も含めて、これ以上の地域サイトには出会ったことがありません。
イン神山 

この神山町には江田地区という、
とっても素敵な棚田の集落があります。

春にはこの地区のじいちゃんから、かあちゃんから、
棚田で農業を手伝っている若者まで40名くらい?に集っていただき
未来を考えるワークショップをさせていただきました。

イン神山 友廣君がやって来る!

IMG_1787_a.jpg
↑春に訪れた時は棚田に菜の花が満開!(あまり画像がよくありませんが...)


このときは高知県から自然児のふくちゃんも来てくれたので
二人でわいわい話させてもらいました。

これまでは、なかなか年長の方に
自分のお話を聞いてもらうことはなかったので
ちょっと緊張していたのですが・・・

これが、とっても楽しい時間となりました。

会が終わっても皆さんなかなか帰ろうとせず、
「うちの地区にはイノシシ狩りの名人がいる」
「放置されてしまっているスダチの木がある」
「あそこの川では昔はよくウナギを釣っていた」
などなど。
いろんなお話を聞かせていただきました。

そして、
地域にあるものをいかしたツアーをやってみたいね、
という話になったのでした。

翌日は神山町の中心部でグリーンバレーの皆さんとも
お話をさせてもらったのですが、
こちらでも地域の遊びとか料理とか知恵を中心に
人をコンテンツとしたツアーをやってみようと盛り上がり。

そして今回、ついに実施することになりました!

手前味噌ですが、
絶対面白いし学びもある旅になりますよ。
興味のある方はお早めにお申込みくださいね!

★参加申込みはコチラ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 < ジカタビ in神山 >

日時: 8月28日(土)~29日(日)
 →通常参加者は8/28 AM10:00に徳島駅集合 (調整可能)
 →8月27日(金)から参加することも可能。食材調達・準備などを行います。
 →解散は14時を予定 (調整可能)

参加費: 10,000円
 →徳島駅~神山 までの往復バス料金(別途2000円)
 →8/28 昼食・夕食・民泊費用、29 朝食・夕食 +体験料を含む  
 →前日入りの場合は別途実費が必要

コンテンツ(変更の可能性有り):
 ・村の長老と地域を散策
 ・さかな釣り
 ・ウナギ&カニの捕獲
 ・イノシシBBQ&郷土料理で地元の方々と交流!
 ・星空散策
 ・朝の森を散歩&昔のあそび体験
 ・伝統漁法 ごろ引きを体験
 ・カヌーあそび
 ・神山温泉でひと休み(希望者のみ)

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